国内貨物輸送の大半を担うトラック貨物運送事業者は、人々の生活を支える存在として、日々の業務に邁進し、その社会的役割を果たしています。
そうした中、環境問題や交通事故などへの対策は、業界全体にとっても重要な課題であり、荷主をはじめとした関係各所からもその対応を求められています。
エコドライブ活動は、燃料使用量やCO₂排出量の削減をはじめ、事故発生の抑制など多くの効果を得るための有効な手段です。
日常的なエコドライブ活動による、環境負荷低減に取り組む貨物運送事業者の、ドライバーや管理者をはじめとした社員全員の日々の努力の結果が、目に見える形で評価・認定される唯一の制度がこの「東京都貨物輸送評価制度」です。
本制度の評価取得事業者は未取得事業者と比べて、CO₂排出量が約20％低いという調査結果も出ています。多くの貨物運送事業者が評価を取得することで運送業界全体からのCO₂削減が図れるとともに、本制度の認知度も高まり、評価取得事業者が取り組む活動のクオリティの高さが広く世間に認知され、荷主企業が運送サービスを利用する際に優先的に選択され、受注機会が拡大されることが強く期待されています。